千早「賽は、投げられた」
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52:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:20:05.84 ID:+0zrf0Mn0


私が駒を進めながらため息をつくと、横から笑い声が聞こえた。


「うわぁ、プロデューサーさん、それはないよ」

「仕事に関しては本当にできる人だし、人柄も素晴らしいのだけれど」

「ちょっと見栄っ張りなんだよね」

「この人が担当で、本当に大丈夫なのかと思う時もあるわ」


プロデューサーは、時々抜けているところがある。

特にお酒が入ると気が大きくなるようで、音無さんはその隙を狙っている節もある。

けれども仕事はきっちりとこなし、その間は決して抜けているところを見せない。

プロなのか、どうなのか……。




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