505:名無しNIPPER[saga]
2018/08/20(月) 03:32:54.44 ID:4SieE7ha0
ライブ当日。
会場に向かう車内は、本番前とは思えないほど穏やかだった。
隣に座るプロデューサーは、スケジュール表を片手に笑った。
「変な緊張もないみたいだな、いいコンディションだ」
「プロデューサー殿の方が緊張してるんじゃないですか?」
「そ、そんなこたあない、うん、ないとも、うん」
「……ふふっ」
運転席から律子の茶化し声が聞こえる。
空調が効いた車内で、プロデューサーは半笑いで冷や汗を拭った。
思わず、笑いが込み上げる。
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