441:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:57:06.51 ID:90dRlIqZ0
「いっぱい、いっぱいあるのに」
湯呑みを持つ手に力が入る。
「あなたに伝えたいこと」
「あるのに、分からなくて」
「なんて歌ったら、この想いが伝えられるのか」
ペンを握りしめて。
紙を握りしめて。
それでも、あなたに伝えるコトバは出て来ない。
溢れかえりそうな想いも、その形を成さない。
「私、一人じゃ何もできないのね」
「あなたが一緒にいた時は、何でもできる気がしたのに」
あなたが、隣にいただけで。
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