千早「賽は、投げられた」
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440:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:56:36.64 ID:90dRlIqZ0

あずささん達が開けたのだろうか。

窓から風が吹き込み、私たちの顔を撫でる。


「髪、乱れちゃったわね」


春香の前髪をかき分けながら、小さく笑う。


「私、今、詞を書いているのよ」

「なかなか自分の気持ちを言葉にできなくて」

「難しいのね、歌にするって」


お茶を一口啜る。

ほんのりと柔らかく。

茶葉の甘味が、口内に沁みた。


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