435:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:34:55.19 ID:90dRlIqZ0
「春香ちゃんは、私たちのことをよく知っているんでしょう?」
「はい」
私が事務所で感じたこと。
みんなと共有した感情や経験。
それらを全て聞いてきた春香は、もう一人の私と言ってもいい。
「それに、仲良くしたいと思って……くれていたのかしら?」
「……はい」
事務所のことを聞くたびに。
春香は自分もその輪の中に入りたいと思っていたのだろう。
夢のノートにもそんな日々を書き連ねて。
「みんなの話をするたびに、目を輝かせていました」
誰かが体調を崩せば心配して。
誰かが前に進めば両手をあげて喜んで。
まるで、自分自身の友達のことのように。
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