千早「賽は、投げられた」
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434:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:33:26.65 ID:90dRlIqZ0

春香の病室に入ると、思わぬ先客がいた。


「あら、千早ちゃん」

「あずささん、どうしてここに?」


小さな寝息をたてている春香の横で。

丸椅子に腰かけたあずささんが、にこにこと振り向いた。


「時々お見舞いに来てるのよ」

「お知り合いだったんですか?」

「うーん、お話ししたことはないけれど」


あずささんは頬に手をやり、考え込むように首を傾けた。


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