430:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:30:56.93 ID:90dRlIqZ0
「大丈夫よ、律子」
「そう? でも双子はさておき、手元は何やら行き詰ってるみたいじゃない」
「いざ歌詞を書くとなると……言葉ってなかなか出てこないものね」
「商用作詞なら兎も角、本当の想いを歌にするのは難しいわよね」
二人の襟をつかんだまま、律子は笑う。
掴まれた二人も、文句を言いつつ笑う。
「思ったことそのままずばーっと歌詞にしちゃえばいいじゃん!」
「亜美、それが出来たら千早も悩まないわよ」
「じゃあ真美も手伝う! 千早お姉ちゃんはどんな歌にしたいの?」
「どんな歌に……そうね」
私が歌詞に込めたいのは。
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