千早「賽は、投げられた」
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429:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 19:30:10.33 ID:90dRlIqZ0

「ねーねー、千早お姉ちゃん。何書いてんの?」

「真美にも見せてよ!」

「ふ、二人とも肩に乗らないで……新曲の歌詞よ」

「えっ!? 千早お姉ちゃん新曲出すの!」

「あ、亜美、耳元でそんな大きな声……」

「ほんと!? みっせてみせてー!」

「ま、まだ全然できていないから」


やんちゃな二人に振り回されていると。

ふと、のしかかっていた二人の重さがなくなった。


「こーら、二人とも! 千早の邪魔しない!」

「ぎゃー! りっちゃん!」

「ごむたいなー!」


眉間に皺を寄せた律子が、二人を私から引き剥がした。


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