千早「賽は、投げられた」
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411:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:25:18.58 ID:90dRlIqZ0

「プロデューサー、お願いしたいことが」

「お願いとは珍しいな」


翌日、事務所へ赴き開口一番。

事務所の視線が、私に集まる。


「で、なんだ?」

「春――」

「待て、悪い、電話だ」


私の想いを遮るように、小さな鳴動。

プロデューサーの携帯電話。


「はい、765プロの……ああ、これは……お世話になっております……」


会話から聞こえたのは、覚えのある名前。


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