389:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:29:39.19 ID:pFf/ISIR0
「あれ……私、なんで春香の病室で……」
「あの後みんなでお見舞いに来て、寝ちゃったんだよ」
あの後とは、マンションの前でのことだろう。
錯綜する記憶をこねくり回す。
朧気ながら、泣きながら春香のことを話したのを思い出した。
「きっと疲れてたんだろう。仕方ないさ」
プロデューサーは苦笑した。
寝ぼけた頭を叩く。
埃が舞い上がるように、意識が乱れてくらくらした。
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