千早「賽は、投げられた」
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388:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 01:28:19.72 ID:pFf/ISIR0

その時。

何かがそっと、私の肩に被せられた。


「ん……」


その拍子に、分厚い扉ははたりと消えて。

私の前にあったのは、柔らかな感触だった。


「あれ、ここは……」

「っと、起こしちゃったか」

「プロデューサー……?」


鼻腔をくすぐる、薬品の匂い。

気づくと私は、春香が眠るベッドに突っ伏していた。


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