347:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 21:54:54.77 ID:Zo4S+Uss0
そう思うと、不思議と指が動いた。
一体なぜなのかは、自分でも分からない。
春香に会いたいからか。
どんなに小さな光でも、縋りたかったからか。
最早、自分にできることは、何一つなかったからか。
渦巻く脳の荒波には、色々な想いがごちゃ混ぜになっている。
それらが求める、共通の、一つの答え。
「……読ませてもらうわね、春香」
目の前にある彼女の記録を、確かめること。
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