千早「賽は、投げられた」
1- 20
323:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:49:42.82 ID:UnTjGLwD0

雨音が大きくなる。

雨粒が私に叩きつけられる。


「っ! は、春香の!」


日記が濡れてしまう。

我に返って、慌てて足元の鞄を抱き上げる。

幸い、鞄は防水性があったようで、中まで染み込んではいない。


「良かった……」


呟いた言葉とは裏腹に、私の心は空模様のようだった。

抱きしめた鞄は、雨に濡れて冷たい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice