310:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:36:30.05 ID:UnTjGLwD0
「春香。私、酷いことしたわよね」
電球が切れかかり、ちかちかと点滅する街灯の光。
「でも、どうして?」
辛かったはず。
私を見つめながら、歯痒かったはず。
「どうしてあなたは、ずっと私の傍にいたの?」
点滅しながらも、街灯の光は途絶えない。
「どうして、私なんかの……」
昨日、双海さんが泣いた時。
あの時と同じような揺らぎが、また生まれた。
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