千早「賽は、投げられた」
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308:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:34:31.51 ID:UnTjGLwD0

日記を抱え、ベンチにへたり込む。


私には、春香だけが支えだった。

春香がいたからこそ、私は頑張ってこれた。


でも、その春香はもういない。


私は、苦しんでいた春香へ、のしかかるように生きてきた。

私は、きっと、彼女の世界で最も罪深い人間だ。


私は春香に、歌う喜びを説いた。

私は春香に、アイドルの楽しさを語った。

私は春香に、夢を追いかける素晴らしさを教えた。



それは、なんて残酷なことだったのだろう。


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