千早「賽は、投げられた」
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236:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:24:25.35 ID:Uj/nf4tu0

「……待っていること、しか?」


ふと、プロデューサーの言葉を復誦してみた。

確かに私は無力だ。

私には、春香を目覚めさせることはできない。


なら、何をするべきか?


「……深く考える事なんて、なかったのかもしれない」


こんな時、春香ならどうするか。

こんな時、私はどうしてもらっていたか。


どうしようもない時。

塞ぎこんでいた時。

邪険に突き放した時。


どんな時でも、春香は傍にいて、私のことを信じて、待っていてくれた。


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