千早「賽は、投げられた」
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237:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:25:04.27 ID:Uj/nf4tu0

簡単なことだった。

とてもとてもシンプルな結論。


なら、今度は私の番だ。


「プロデューサー。これからも、春香に会いに来ていいでしょうか」

「ん? そりゃ勿論。春香も喜ぶだろうな」


春香はここにはいないのに。

でも、いい。

ここに春香がいないのなら。

春香が、今は遠くに行ってしまっているのなら。


私はここで待ち続けよう。

彼女が、春香が帰ってきて、再び目を開けるその時まで。


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