千早「賽は、投げられた」
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177:名無しNIPPER[saga]
2018/04/01(日) 16:02:34.50 ID:8fWIK/550


「ばいばい、千早ちゃん」


「待って――」



叫びが喉でつかえ、呼吸が止まる。

その時になって、ようやく気付いた。




私は、彼女の名前すら知らなかった。






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