千早「賽は、投げられた」
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169:名無しNIPPER[saga]
2018/04/01(日) 15:51:56.25 ID:8fWIK/550


「私達の順番は後半だったから、前半は他の学校の歌を聴いてたんだけど」

「ある学校にね、とぉーっても歌が上手い女の子がいたの」

「20人くらいいたのにね、その子の声はすっごくよく聴こえるんだよ」

「すごいよねぇ。他の子も頑張ってたんだけど」

「……合唱としてはあまり良くないのかな? あはは……」

「でね、私、その子の歌しか聴こえなくなっちゃって」

「終わってみんなが拍手してる時……私ね、泣いてたんだ」

「もうすごい勢いで涙が止まらなくて……」

「なんとか声は堪えてたんだけど、先生に心配されちゃった」




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