16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 16:51:07.27 ID:+0zrf0Mn0
さいころを振る。
『2』
駒を進める。
『淡々と学校へ通う』
特別な指示はない。
ただ、学校に行くだけだ。
学校も決して、居心地のいい場所ではなかった。
仔細までは分からずとも、みんな、私からある種の空気を感じていた。
それ故、腫物を扱うような空気で、酷く澱んでいた。
けれどそれでも、触らないでいてくれるだけ、あの冷たく刺すような家よりは良かった。
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