千早「賽は、投げられた」
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 16:50:15.40 ID:+0zrf0Mn0


私は、また一人でスタートに佇む。

暖かだったものが、温度を零下に冷え切らせて形を変え。

尖った痛みを伴い、家族の繋がりをぼろぼろに刺し崩す。


そう。

私は、一人になっていた。


こんな家には居たくない。

早く、さいころを振って飛び出そう。


心臓を突き刺してしまいたいくらい辛かったけれど。

すごろくを投げ出すことだけは、絶対に許せなかった。


さいころを零し落としてしまったのは、私だから。

壊してしまったのは、私だから。

だからせめて、最後までやらなければ、ならないから。





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