千早「賽は、投げられた」
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125:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:42:13.98 ID:nKI6vhSl0


「千早、ちゃ……」


心配そうな目を向けられる。


「……」


何も言わずに、私はさいころを拾い上げる。

石のような手触り。

暖かい手に握られた反対の手とは対照的に、冷たい感触が伝わってくる。


「大丈夫」


大丈夫よ。

頭の中で反復する。

もう過去には囚われない。




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