114:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:33:34.87 ID:nKI6vhSl0
「やったじゃないか、千早!」
「はい。何とか責務を全うできて、肩の荷が下りました」
プロデューサーは上機嫌だ。
事務所の懐が良くなるとか、そういった打算ではない。
心から私のことを喜んでくれているのだろう。
けれど、その気持ちを素直に受け取ることができない。
どうしてそんな風に思うの、私は。
別れは告げたのだ。
もう、告げたのだ。
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