千早「賽は、投げられた」
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112:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:32:29.86 ID:nKI6vhSl0


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私が吹き込んだ命は、世間に喝采と共に受け入れられた。

幸福の象徴の名を冠する、魂の放浪の歌。


受け入れられたことで、私は安堵した。

自分を重ね、想いを籠めた歌。

過去との決別、未来への歩み。

これを否定されたら、私自身も否定されたことと同じだ。


今、ようやく。

私の想いは、人々から認められたのだ。


私は自分が歩む道に、ようやく自信を持つことができるのだ。




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