96:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:39:06.30 ID:kTIya7fx0
私はこれまでプロ野球チームのマスコットでありながら、 ファンから好かれているとは言い難かった……
スラィリー「どれどれ、少し私の評判をネットで調べてみようかな」カチャカチャ
スラィリー「こ、これは!?」
97:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:39:51.76 ID:kTIya7fx0
だが私には唯一の支えがいた…それは広島ファンの両親に育てられた少女…広子ちゃんだ…
広子ちゃんは赤ちゃんの時から毎試合のように広島市民球場に連れてこられていた…
広子の親「おっ、スラィリーだ!スラィリー、僕の子供の広子だ。抱いてやってくれよ」
98:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:41:02.56 ID:kTIya7fx0
広子ちゃんはマツダスタジアムの前で友だちと待ち合わせをしているようだった 。彼女は背番号13、堂林のユニフォームを着ていた。 戻ってきてくれたんだ。彼女はカープファンとして球場に…。
私は思わずかけよった…。
ずっと成長を見守り続けていた広子ちゃんはもう小学校高学年といったくらいだろうか…。
その成長した姿に、私はつい感動し、我を忘れてしまったんだ。
99:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:42:05.91 ID:kTIya7fx0
広子「スラィリースキ…スラィリーカワイイ…」
スラィリー「…私が鼻からピロピロ笛を出した途端…何が…!?」
私は気付いてしまった…。
100:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:42:50.17 ID:kTIya7fx0
スラィリー「そして私は、まずレオ君とハリー君を呼び寄せ、彼らの思考を改造したのだ」
フィリー・F「そのコロ…ワタシも弟からその話を聞いタ…弟の不幸を和らげてあげたいと思イ…協力しタ」
スラィリー「だが、それが愚かな行為だと心の底では思っていた。 もう終わりにするよ。改造したレオ君やラッキー君も元に戻そう…」
101:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:43:32.41 ID:kTIya7fx0
ウィィィーン… ガシャン
マーくん「階段が出て来たゾ〜」
ドアラ「でも…もう夕方だ。カープの試合がはじまってるじゃないですか」
102:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:45:19.20 ID:kTIya7fx0
………
…………
ハリーホーク「ふぅ…酷い目にあったな…」
103:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:46:08.25 ID:kTIya7fx0
ジャビット「お、おいお前ら…何を…!おい!」
ハリーホーク「フハハ!広島のファン共め!食らえ!」ぺちっ
レオ「広島の子供たちめ!復讐だ!食ってやるぞ!」
104:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:46:55.78 ID:kTIya7fx0
スラィリー「………」
フィリー・F「弟ヨ…」
スラィリー「すまない…でもグラウンドに立つのがたまらなく怖いんだ…」
105:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:47:51.46 ID:kTIya7fx0
スラィリー「お、おいお前ら!!やめろ!子供たちを放せ!」
ハリーホーク「ふん。お前に好き放題やられた仕返しだ。この子供たちは食ってしまおう」
子供たち「うわーーーん!!食べられたくないーーーっ!!!」
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