97:名無しNIPPER
2018/03/24(土) 19:39:51.76 ID:kTIya7fx0
だが私には唯一の支えがいた…それは広島ファンの両親に育てられた少女…広子ちゃんだ…
広子ちゃんは赤ちゃんの時から毎試合のように広島市民球場に連れてこられていた…
広子の親「おっ、スラィリーだ!スラィリー、僕の子供の広子だ。抱いてやってくれよ」
スラィリー「……」
広子「キャッキャッ…スラ、スライリー、キャッキャッ」
スラィリー(広子ちゃん…)
彼女は何度も笑った…。 試合にくるたび、私は広子ちゃんをだっこした…。彼女は私の腕の中で育ったようなものだよ…
赤ちゃんのころ…一人で立てるようになったころ…幼稚園に入ったころ…ずっと私は見守り続けたんだ。だが…
スラィリー(あれ…?今日はご両親だけだ。広子ちゃんは来ていないのか)
数年して様子が変わった…
ちょうど彼女が小学生に入る頃だろうか…。広子ちゃんは球場に来なくなった。
スラィリー「…広子ちゃんはもう小学生…。野球なんて興味なくしてしまったんだろう…。そう、自然なことじゃないか…」
私はあきらめていた…。
しかし今年…ついに広子ちゃんを球場で見つけたんだ。
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