唯「四月は君の華」
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54:1[saga]
2018/03/24(土) 22:33:59.26 ID:N9NZ/oAL0
46.

公生「ここのミュートをもっと意識して。全体的にビブラートの練習をした方がいいよ」

有馬さんの指摘は正確かつ明確で、私の演奏を荒削りしていった。1時間する頃には、私の演奏は最初のものよりもかなり変わっていた。

梓「ありがとうございます。有馬さんってギターにも詳しいんですね」

有馬さんは照れ笑いすると、

公生「音楽の専門学校に行ってたからね、ピアノだけじゃなくいろんなのを勉強したよ。ハーモニカとかも。でも君の吸収が早かったから助かったよ」

梓「そんなことありませんって」

その時、ドアが開かれた。

純「失礼しまーす。バーベキューの準備できたので、そろそろ来てくださいって憂が呼んでます」

梓「あ、うん。ありがとう、今行く」

公生「中野さん、先に行ってていいよ。僕は唯ちゃんを起こしてから行くから」

私は分かりましたと言って、純の後についていった。



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