25:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:07:48.22 ID:KbzOXH+10
森久保「……あ、あの、プロデューサーさん……」
森久保がおずおずと声をかけてくる。その一挙一動がなんとも可愛らしくて、だからこそ刺すように痛い。
P「…どうしたんだ?」
26:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:08:41.12 ID:KbzOXH+10
森久保「……もう、むり、です」
そう言うと、森久保は急にこちらを押し倒していた。
思考の渦に沈んでいた俺に避ける術はなく、突然のことに落ち着いて重心を保つだけの冷静さもなく。
27:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:09:29.30 ID:KbzOXH+10
P「…あのな、森久保」
P「お前、聞いてただろ?俺の目についてさ」
P「最初は半信半疑だった。でも、今のお前を見てれば分かるよ」
28:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:10:09.88 ID:KbzOXH+10
森久保「確かに…最初はどうして森久保なんかが、って、ずっと…思ってました…」
森久保「レッスンは大変だし、どう考えてもアイドルなんて森久保には向いてないので…」
森久保「なんでこの人はこんなに私にアイドルをやらせるんでしょう…いぢめでしょうかって…」
29:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:10:50.60 ID:KbzOXH+10
P「…森久保」
不意に、涙が零れた
P「俺も、俺もだよ」
30:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:11:42.98 ID:KbzOXH+10
そこからはお互いがお互いを求めあった
森久保の体は驚くくらい華奢で、でも女の子なんだなって気づかされて
とても柔らかくて、脳が溶けそうなくらい甘かった
31:礼子さんキャラつかめないたすけて
2018/03/19(月) 00:56:13.81 ID:KbzOXH+10
P「なんだがとてつもなく邪な妄想に挟まれた気がする」
P「まぁいいや。それより今日事務所にいるのは…礼子さんか」
P「アカン」
32:名無しNIPPER
2018/03/19(月) 01:03:14.32 ID:KbzOXH+10
礼子「?まぁいいわ。それより、ねぇ。今日暇があるならこの後一緒に飲みにいかない?」
P(向こうからの誘い…隙が多そうなのは願ったり叶ったりだが)
P(間違いなく酒が入った状態で発情なんてさせたら…)
33:名無しNIPPER
2018/03/19(月) 01:19:22.87 ID:KbzOXH+10
P「えっ、あぁいえいえ。飲みに行くんですよね?大丈夫ですよ。…と言うか俺、立ちながら寝るような人に見えます?」
礼子「冗談よ。あんまりにも反応ないんだもの。寂しくなっちゃうじゃない」
P「あぁ…すみません。考え事をしていたもので」
34:名無しNIPPER
2018/03/19(月) 01:32:16.98 ID:KbzOXH+10
P(あぁもうどうにでもなれ)
P「礼子さん…すみません」
礼子「あら、どうしたのかし…ッ!?」
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