26:ゆるせ[sage saga]
2018/03/19(月) 00:08:41.12 ID:KbzOXH+10
森久保「……もう、むり、です」
そう言うと、森久保は急にこちらを押し倒していた。
思考の渦に沈んでいた俺に避ける術はなく、突然のことに落ち着いて重心を保つだけの冷静さもなく。
気づけば、森久保が俺を下敷きにするような形で抱きしめていた。
P「も、森久保…?」
かろうじて俺に出来たのは名前を呼ぶことくらい。
森久保の熱が伝わる。彼女の鼓動が己の鼓動と合わさり、早鐘を打つ。
森久保「プロデューサーさん……すき、です……」
そんな言葉が漏れてくる。罪悪感で胸が潰れそうになる。
好き、本来なら泣いて喜ぶ言葉だ。でも、今は違う。
だって、森久保は…
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