小日向「先輩! 今日はいっしょに帰りませんか?」【お散歩M@STER】
1- 20
2: ◆p//0egHBTakZ[saga]
2018/03/15(木) 17:55:58.48 ID:bWROEoz60
春のおわり。夏のはじまり。

夕陽がもったいぶって傾いてゆく午後五時過ぎの図書室を出て、西日の差す階段をこつこつ下りていると、後ろから聞きなれた声がする。

「おっと。一週間ぶりだね、小日向さん」
以下略 AAS



3: ◆p//0egHBTakZ[saga]
2018/03/15(木) 17:58:10.52 ID:bWROEoz60
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫


夕焼け色に沈む町並み。堤防上の道は、少し火照った体を川沿いの空気が冷やしてくれて気持ちいいです。ちょっとこそばい感じもしますね。

以下略 AAS



4: ◆p//0egHBTakZ[saga sage]
2018/03/15(木) 17:59:57.27 ID:bWROEoz60
こっひに「えへへ」って言わせたいだけ感はある


5: ◆p//0egHBTakZ[saga sage]
2018/03/15(木) 18:00:34.19 ID:bWROEoz60
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫


『黄昏に沈む赤光の宝玉よ! 感傷≪サンチマン≫の灯を映じ出さん!(わぁ、きれいな夕日! ちょっと寂しい気分になっちゃうなぁ)』

以下略 AAS



6: ◆p//0egHBTakZ[saga sage]
2018/03/15(木) 18:02:57.94 ID:bWROEoz60
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫


「ダー、きれいな夕日ですね、ランコ。でも、そんなに大声を出したらおひさまもウディヴレイツァ...びっくり、してしまいますね」

以下略 AAS



7: ◆p//0egHBTakZ[saga]
2018/03/15(木) 18:04:53.68 ID:bWROEoz60
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫


ランコ、と呼ばれていた女の子が、もう一度夕日に向かってポーズを取った。しっかりとした芯があって、よく通る声だ。

以下略 AAS



8: ◆p//0egHBTakZ[saga]
2018/03/15(木) 18:07:41.76 ID:bWROEoz60

「安斎さん、今日の依頼は犬の捜索だったの?」

ようやく探偵少女が僕たちの前までやってきて立ち止まる。僕の問いかけに、彼女はピンと胸を張って、

以下略 AAS



9: ◆p//0egHBTakZ[sage saga]
2018/03/15(木) 18:08:31.87 ID:bWROEoz60
アッキーちょっと場所変わろうか


10: ◆p//0egHBTakZ[sage saga]
2018/03/15(木) 18:10:54.47 ID:bWROEoz60

「むむ......困りましたね。暗くなる前には返してあげたいのですが」

「そうだよね......そうだっ、それなら、私も一緒に飼い主さんのところまで返しにいってあげる!」

以下略 AAS



11: ◆p//0egHBTakZ[sage saga]
2018/03/15(木) 18:13:11.82 ID:bWROEoz60
二人とも、すたすたと歩いていってしまった。

後ろから見えた小日向さんの顔が真っ赤だったのは、怒っていたせいか夕焼けのせいか、それとも......

とにかく一人残されてしまった僕は、川の向こうの街並みに沈んでいく夕日をぼんやり眺めてから、
以下略 AAS



12: ◆p//0egHBTakZ[sage saga]
2018/03/15(木) 18:15:22.61 ID:bWROEoz60
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫

春の陽気にうかされて書いたプロローグはここまでです。
本編はあるかもしれないし、ないかもしれません。
ともあれお粗末さまでした。
以下略 AAS



26Res/30.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice