未来を置き去りにしてバイトをする
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90:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 02:55:08.29 ID:93Us6h4j0
自己紹介のあと,猿山さんはおぼつかない手つきで低い位置で,壁からつりさげられている紐付きカードを二つ手に取った.

「入館中は,この入館許可証を身に付けて下さい」

少女がおずおずと差し出したそれを,受け取る.

受け取った入館許可証はハガキ一枚ほどの大きさで,黒く不気味な光沢を放っている.

それを僕たちがつけたことを確認してから,猿山さんが廊下にそって車いすを静々と進めた.


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