24:名無しNIPPER[sage]
2018/03/02(金) 04:13:43.66 ID:DuFYOFWS0
今夜は終わりです
25:名無しNIPPER[sage]
2018/03/02(金) 08:08:38.65 ID:63AXL1ixo
乙
どうせ麻薬とかヤクザ絡みの危ないブツに決まってるのに
主人公が貧乏なのは頭が弱いせいもあるな
26:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:26:23.64 ID:DuFYOFWS0
次の日,バイト先のラーメン屋へ向かうために準備を整える.
顔を洗い,食パン一枚を飲み込んでから自転車に跨る.
おっと忘れずに,PAIを装着する.PAIを持っていないのは,裸で出歩く様なもの.都会だからこそのマナーである.
27:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:31:00.19 ID:DuFYOFWS0
信号で足止めをくらった僕はとりあえず,そのニュースを読み上げる.
「IOT製品を狙ったクラッキングと盗難,車の自動運転にIOTチップの義務化する法案が提出される
,アンドロイドとの結婚は合法か,アンドロイドへの暴力について,野良アンドロイドの危険性とは・・・.
28:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:40:05.36 ID:DuFYOFWS0
PAIは自身の見解を示す.
「人とロボットの付き合い方を,私たちはもっと考える必要があります.私達は,人間の社会に深く根を張っている」
「でも,人が創造主である以上さ,ロボットの行動は人が制限できる.ロボット側は受け身にならざるを負えないんじゃないか?」
29:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:44:30.35 ID:DuFYOFWS0
それがなんだが小気味よくて,おどけて尋ねてみる.
「へえ,PAIなら絶対的な存在である人に対して,どんな武器を使う?」
PAIは一瞬躊躇ったあと,画面の端に文字を浮かび上がらせた.
30:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:49:47.92 ID:DuFYOFWS0
からかいすぎただろうか.PAIがこうした軽い会話で周りを憚ることは,さらに珍しかった.
少しでも空気を和らげようと,軽口をたたく.
「なら,PAIは真っ先に僕を打ち倒すんだろうなあ.助言も無視するし,ほぼ倉庫番のような扱いだし」
31:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:52:58.53 ID:DuFYOFWS0
ただ感心しているだけでは,気恥ずかしいので調子に乗ってみる.
「今度は女性の声で,怒ったようにいってくれないか」
「お断りします」
32:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 19:56:23.57 ID:DuFYOFWS0
「やんちゃな妹系にしようかな・・・?」
「性格を変えると,この私とは二度と会えません.本当によろしいですか?」
PAIはすねた口調で,罪悪感を煽った.
33:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 23:40:43.84 ID:DuFYOFWS0
さてラーメン屋へ到着した僕はバイト先のラーメン屋の店長に,今月いっぱいでやめることを伝えた.
店長は残念がったが,最終的にはそういうことなら仕方がないと納得してくれた.
「将来を考えればウチもアンドロイドを導入するんだ.君もそちらのほうがいいかもな」
34:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 23:47:15.43 ID:DuFYOFWS0
夜9時過ぎ,バイトから帰宅し,もらった賄いを食べる.
その後,風呂へ入って(なんと共用ではなく個別なのだ)一息つく.
ようやく布団の上にごろんと寝転がった僕に向かって,PAIは待ちかねた様子で話しかけてきた.
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