1: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:18:46.12 ID:Fsr4N/GuO
ある日の事務所
亜季「おめでたいことでありますなぁ」
星花「おめでたいですわね」
P「どうしたんだふたりとも。めでたいめでたいって」
亜季「ああ、P殿。もちろん、あのことであります!」
星花「おめでたです!」
亜季「星花殿星花殿、その言い方は若干誤解を招くのでよしたほうが」
星花「?」
亜季「……まあ、いいであります。我々が話していたのは、ネネ殿の妹さんことしーちゃん殿のことでありますよ」
星花「先日、お医者様から健康だとお墨付きをもらえたそうで……本当に、ほっといたしましたわ」
P「そのことか。俺も安心したよ。ネネからたびたび話は聞いていて、早くよくなってほしいと思っていたから」
亜季「私も、一度も本人に会ったことがないのに、思わず涙がこぼれそうになってしまって」
星花「きっと、お姉さんの人徳ですわ。ネネさんが頑張っている姿を、誰もが知っていましたから」
P「そうだな。事務所を挙げて、盛大に祝ってあげたいところだ」
星花「まあ! パーティーですわね!」
亜季「名案でありますな!」
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2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:20:29.20 ID:Fsr4N/GuO
P「確かこの前、ネネが妹に事務所を見学させたいって言っていたんだ。その時に祝うのはどうだろう」
亜季「それなら主賓も招けて文句なしですな!」
星花「資金面のバックアップはお任せください! しーちゃんさんに幸せなひとときをお届けすることを約束いたしますわ♪」
3: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:21:33.06 ID:Fsr4N/GuO
ネネ「おはようございます!」ガチャリ
4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:22:31.62 ID:Fsr4N/GuO
ネネ「なるほど、そういうことでしたか……」
ネネ「お気持ちはとてもありがたいんですけど……いきなり胴上げは、さすがに妹の心臓に悪いと思うので……」
星花「確かに、初対面の方々にいきなり胴上げされるのはびっくりしてしまいますわね」
5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:24:44.61 ID:Fsr4N/GuO
P「落ち着いた」ツヤツヤ
星花「落ち着きましたわ」ツヤツヤ
亜季「落ち着きましたな」ツヤツヤ
6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:25:50.36 ID:Fsr4N/GuO
ネネ「この前、妹に言われたんです。『私もしたいことをできるようになったから、お姉ちゃんもなんでもしていいんだよ』って」
P「栗原姉妹尊い」
星花「尊いですわ……」
7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:26:56.83 ID:Fsr4N/GuO
星花「P様は限界のようですし、ここは実際に妹がいるわたくしが頑張ります♪」
亜季「星花殿はリアルお姉ちゃんでありましたな。それならダメージは少ないはず」
ネネ「……星花、お姉ちゃん? えへ、なんだか照れちゃいますね」
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:28:13.28 ID:Fsr4N/GuO
ネネ「亜季お姉ちゃんっ! ……お願い、聞いてくれる?」
亜季「んっ……ネネ殿、だんだん妹であることに慣れてきていますな……」
ネネ「大丈夫? お姉ちゃん」
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