4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/25(日) 16:22:31.62 ID:Fsr4N/GuO
ネネ「なるほど、そういうことでしたか……」
ネネ「お気持ちはとてもありがたいんですけど……いきなり胴上げは、さすがに妹の心臓に悪いと思うので……」
星花「確かに、初対面の方々にいきなり胴上げされるのはびっくりしてしまいますわね」
亜季「それで体調を崩してしまっては本末転倒……取りやめですな、これは」
P「となると、パーティーは他の方法で盛り上げていく必要があるな」
ネネ「パーティーのほうも、そんなに盛大にしていただかなくても……あくまで、いつもの事務所を見せてあげたいので」
亜季「いつもの事務所?」
ネネ「はい。あの子、自分のために私が無理をしているんじゃないかって思っているみたいなので」
ネネ「そんなことないよって、教えてあげたいんです。毎日たくさんのお友達に囲まれて、お姉ちゃんは楽しくやっているんだよって。楽しくて楽しくて仕方ないから、無理なんてしてないよって」
ネネ「だから……皆さんには、いつも通りでいてほしいんです。いつも通りの、優しくて頼れて、一緒にいて安心できる皆さんのままで」
ネネ「……なんて、あはは」
P「………」
亜季「………」
星花「………」
ネネ「あ、あれ? どうしたんですか、皆さん。お気を悪くさせてしまったのなら、ごめ――」
P「ぐすっ……うおおお」
ネネ「えっ泣いてる!?」
亜季「うう……歳をとると涙腺が緩くなって……」グスグス
星花「わたくしたち、ネネさんのお気持ちを考えずに勝手に盛り上がってしまって……浮かれポンチでしたわ……」シクシク
ネネ「い、いえいえそんな! さっきも言いましたけどお気持ちは本当にうれしくてですね。むしろ私のほうがワガママなんじゃないかって」
亜季「こうなったらネネ殿を胴上げしましょう!」
ネネ「ふぇっこっち!?」
P「ネーネ! ネーネ!」
星花「ネーネ! ネーネ!」
ネネ「あ、あわわわ……は、恥ずかしいですよぅ」カアァ
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