58:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:36:30.32 ID:PoruoH2d0
「これでみんな揃ったでありますか? では!」
「いただきます!」
ぼくたちはプレーリーさんと再会して、木の家で朝食をとることになった。
ビーバーさんたちがおいしそうにがつがつ食べる中、サーバルちゃんはジャパリまんをじっと見つめ、なかなか口を開けようとしなかった。
「サーバルちゃん、食欲が無いの?」
「うん……」
「無理して食べなくていいんだよ」
「で、でも、食べないと……」
「一気に食べたら気持ち悪くなるかもしれないよ。食べるとしても少しずつね」
「……そういえば、二人はこれからどうするんスか?」
ちょうどぼくがジャパリまんをちぎってサーバルちゃんに食べさせていた時に、ビーバーさんがぼくに向かって聞いてきた。
「迷ってます……ラッキーさんはサーバルを気にかけてほしいと言ってて、ぼくもできればそうしたいんですけど、この先どうすればいいか分からなくて。ゆうえんちのこともありますし……」
「ゆうえんちのことって何でありますか?」
「あ、そういえばまだ二人には伝えてませんでしたね。実は……」
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