108:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:08:27.72 ID:PoruoH2d0
「怪我はないですか? サーバルさん」
「その声は……キンシコウ、リカオン!」
「ほら、何ぼさっとしてんだ。早くそこをどきな」
「ヒグマまで……!」
「下がってろ。今からこれを持ち上げる」
トキ、ビーバー達に引き続き、今度はセルリアンハンターのフレンズがずらりと出てきた。
ヒグマは木の下に手を入れ、ぐぐぐ……と力を入れ始める。
「だ、大丈夫……? バスより重いと思うけど……」
「なあに、今は夢の中なんだろ? その気になれば空だって飛べるんじゃないか?」
そして、ヒグマは本当にやすやすと巨木を持ち上げてみせたのだ。
「す、すごい……」
「ほら、見てないで早く行け! かみひこーきとやらを見失ったらどうする!」
「あっ、そうだった! ありがとう、ヒグマ!」
ヒグマのパワーに見とれるのもつかの間、私は再びかみひこーきを追いかけ走り出した。
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