4: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:01:57.40 ID:WHLsH0iX0
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先生「はい、今日の授業はここまでだ! そのままホームルーム始めるぞ!」
5: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:03:14.09 ID:WHLsH0iX0
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俺は廊下を歩いて目的地に向かう。
6: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:05:02.09 ID:WHLsH0iX0
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屋上の扉に背中を預けるようにして、彼女は独り待っていた。
7: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:07:06.56 ID:WHLsH0iX0
女「……これ」
彼女は鞄から、綺麗に包装された長方形の赤い箱を差し出した。
箱にはピンク色のリボンが巻かれており、リボンと箱の間には真っ白な手紙が挟まっていた。
8: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:09:18.52 ID:WHLsH0iX0
女「……本当は昼休みに直接、渡すつもりだったの」
男「……」
女「……でもどうしても……どうしても渡せなくて、それで男君ならバスケ部で一緒だから」
9: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:11:08.99 ID:WHLsH0iX0
女「……私、もう行かなくちゃ」
男「おうチョコは任しとけ!」
女「本当に本当にありがとう。またね!」
10: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:12:33.67 ID:WHLsH0iX0
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部活後 帰り道
11: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:14:51.05 ID:WHLsH0iX0
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イケメンに俺が何故チョコレートを持っているのか、俺の勘違いも含めてすべて話した。
12: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:20:08.51 ID:WHLsH0iX0
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男「さてと、冗談はここまで、約束はしっかり果たさないとな」
13: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:23:10.83 ID:WHLsH0iX0
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男「でもさ、クラスも違うのに、いったいどんな接点があってチョコ貰ってるんだよ! 顔か!?」
14: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:26:52.87 ID:WHLsH0iX0
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男「でさ、俺としてはそのチョコの彼女をもちろん応援してるけどさ」
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