6: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:05:02.09 ID:WHLsH0iX0
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屋上の扉に背中を預けるようにして、彼女は独り待っていた。
女「……あっ、やっときた」
彼女は俺を見つけると、少しだけ咎めるようなことを言って微笑んだ。
男「ご、ごめん、待った?」
女「いいよ、呼び出したの。こっちだし」
男「……うん」
平然と。
平然と。
何でもないように。
何でもないように。
女「……ちょっと待って」
男「……うん」
やばい。
無理。
可愛い。
恥ずかしい。
好きです。
結婚してください。
死ぬ。
あ!
まずい!
言おうとしてたこと、全部とんだ!
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