315:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:49:28.73 ID:3FrzmiYZ0
「シノちゃん、食べたいものは?」
「あんまりないです」
「あんまり、というと?」
「甘いものが食べたい気分です」
「飴あげるよ」
「ありがとうございます」
東雲さんは飴玉を受け取ると、それを口に含んで机に突っ伏す。
そしたら、胡依先輩も同じようにだらんと上半身だけ机に寝そべった。
「つかれた」
「つかれました」
「うぐぐ、でもこれからヒサシちゃんに書類を出しに行かねばならんのだ……」
ぐおー、と怨念味のこもった唸り声を上げる。
どうしてもここから動きたくないらしい。
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