追われてます!'
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233:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:29:06.23 ID:ZdvxIxQI0

「……俺は、何に対しても頑張ってる佑希のことが好きだし、普段の抜けてる姿もそれはそれでいいと思ってる。
 今までのあり方を変えても、変えなくても、これからも佑希のことを応援してるし、大切な妹だってことは変わらない」

 佑希と同じように、俺も考えていたことがあった。
以下略 AAS



234:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:29:44.42 ID:ZdvxIxQI0

「なに、どうしたの」

「……あたし、今のままでもいいの?」

以下略 AAS



235:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:31:30.76 ID:ZdvxIxQI0

「自分以外の人に対して無関心すぎるとこだろ」

「そんなこと……」

以下略 AAS



236:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:32:54.54 ID:ZdvxIxQI0

 表面上は気さくな雰囲気で、でも、佑希は自分のことを一切話さないだろうし。
 部活も学校生活も全般的にストイックで、家での姿を見せることなんてほぼないだろう。

 友達はいる。けれど、べつに仲を深めたいわけではない。
以下略 AAS



237:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:33:36.89 ID:ZdvxIxQI0

「……」

「あの子以外のことを見てるのか見てないのかわかんない。
 ってあたしがそう思うんだから、あの子のことを知らない周りの人はもっとそうなんじゃない」
以下略 AAS



238:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:34:30.29 ID:ZdvxIxQI0

「ああもう! そういうところなの!」

「どういうところだよ」

以下略 AAS



239:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:35:44.60 ID:ZdvxIxQI0

「普段はそういうことに全然興味ないですって澄ました態度なくせに、
 奈雨が絡んだ途端に頭の中がお花畑になるのは、まあ、わかりやすくていいけどさ」

「……」
以下略 AAS



240:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:36:38.14 ID:ZdvxIxQI0

「ああ。……なんだ。俺も、ちょっとずつ頑張ってみようかなって」

 単純なことだけど、と付け加えると、すぐに彼女は首を横に振る。
 そんなことないよ、とでも言いたげに。それは一方では合っていて、もう一方では間違っているように思えた。
以下略 AAS



241:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:37:31.55 ID:ZdvxIxQI0

「それってさ、あたしがおにいのライバルってことだよね?」

「……ああ。まあ、そうなるな」

以下略 AAS



242:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 15:37:59.10 ID:ZdvxIxQI0

 つーか、そもそもの話だけどライバルって俺程度でいいのか。

「ん? どうしたの?」

以下略 AAS



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