146:名無しNIPPER[saga]
2018/05/29(火) 01:22:03.39 ID:xutan3/t0
「そう?」
「すごく話しかけてもらえた」
「よかったな」
「……あ、それと入部しないかって」
そうだ、すっかり忘れてた。
部員……東雲さんは入るとして、それで四人。あと一人必要だ。
「奈雨が入りたいならいいと思うけど」
「お兄ちゃんはいいの?」
「いいって、何が?」
「なんていうか、その……わたしがいても邪魔に思わない?」
真剣な表情で、奈雨はまっすぐにこちらを見る。
どうして、と言いかけて、訊いても仕方ないのではないかと俺は首を横に振った。
「思わないよ」
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