113:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 01:25:17.41 ID:GJMDUn0X0
私はついに我慢できなくなって、ある日、わざわざ隣の机へと出向き、
キノコの世話をしていたキノコさんに、「話があるんですけど」と改めて告げ、
ぎゅうぎゅう詰めの机の下で、他の誰にも聞かれぬよう細心の注意を払って、
「キノコさんはどうしてまだ森久保と仲良くしてくれるんですか?」
「ど、どうしたんだボノノさん……い、いきなりそんな……何か疲れていることでもあるのか」
「森久保にはわからないんです。森久保はライブ中に倒れるという失敗を犯しました。
いってしまえば、森久保は落ちこぼれのアイドルです。
いや、アイドルにすらなれていないのかもしれません。
その森久保に、キノコさんはいつも仲良くしてくれるじゃないですか。
それがわからないんです。どうして森久保と仲良くしてくれるんですか。
森久保と付き合っていても何もメリットもないのに」
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