2:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 19:06:41.04 ID:79izY8WG0
日本軍の大敗に次ぐ大敗、その噂はここ第三国境警備隊にも伝わり、ソヴィエト侵攻の噂も流れ、一時期は張り詰めた空気が各トーチカ内に広まった
しかし日ソ不可侵条約がまだ有効だという情報を聞き、気休めではあるが警備隊に安堵の空気が流れた。
第三国境警備線は、他の警備隊とは異なり独立臼砲隊3個小隊 重砲隊2個小隊 野戦砲兵隊5個小隊 機関砲隊4個小隊 機関銃隊10個小隊
歩兵隊2個大隊を擁する国境警備隊としては重火力であった、広さは後楽園スタジアム一個分の広さを誇り、各壕は綿密な設計により、
3:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 19:20:44.11 ID:6KnhZEc+0
「しかしやつらも幸運だぜ?他の警備隊ならいざ知らず、我が第三国境警備隊に配属されたんだ」
「小銃ならまだ腐るほどあるさ」
第三国境警備隊には付近の警備小隊を支援するための施設も備わっており、武器庫には1個大隊並みの武器弾薬を保有していた。
日本兵「...幸運ねえ」ボソッ
4:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 19:39:51.67 ID:3ITWDpeX0
_
??
ッザッザッザッザッザッザ...
人、人、その中に人ならざる異形な者も混じっていた、しかしそれらも一糸乱れぬ行軍により、その屈強さを見せ付けていた。
その中間を歩く美麗な鎧に覆われた一団がいた。
5:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 19:56:10.60 ID:b6maHrYp0
「団長さんよぉ、今回の作戦...どおも気がのらねえんだよなァ...」
傭兵団長「あァ?俺が今までやる気満々な戦争があったかってんだ...」
「っへっへ、部下思いの傭兵なんて聴いたことがねえですぜ」
6:名無しNIPPER
2018/01/20(土) 19:57:36.34 ID:b6maHrYp0
__
_
少し前...
日本兵「交代」
7:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:03:58.91 ID:liiILh9Y0
日本兵「あちゃー...今日は楽できると思ったのになぁ」
日本兵「ん...?うわ...」ッサ
日本兵(あ、あれ...も、モンゴル兵か...?)
8:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:05:29.49 ID:liiILh9Y0
____
__
団長「...」
9:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:07:54.54 ID:liiILh9Y0
団長「皇国軍では無さそうだな...」
傭兵団長「攻め込むか?」
補佐「危険だ、だいいち敵の数がわからん」
10:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:24:31.38 ID:liiILh9Y0
団長「今は引こう、今は無駄な犠牲は避け、最大の戦力で...」
傭兵団長「ッチ...」
補佐「おい!...ったく、困った男ですね...」
11:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:25:03.70 ID:liiILh9Y0
__
_
傭兵団長「...てめぇら、分かっているな」
「「「「「「「「へい」」」」」」」」」」
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