異世界トーチカ
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 22:07:54.54 ID:liiILh9Y0
団長「皇国軍では無さそうだな...」

傭兵団長「攻め込むか?」

補佐「危険だ、だいいち敵の数がわからん」

傭兵団長「だが時間がねえだろ!皇国軍に奇襲を仕掛けるには...!」

補佐「分かっている!だが!」

団長「...」

そう、僕たちには時間がない。
昨年の春先、隣国イーパイア皇国が各国と結んだ同盟は一方的に破棄された、僕たちの共和国には攻め込まなかったものの、近隣諸国は
イーパイアの侵攻を受け、次々と国が滅亡した。わが国と深い親交がある国も滅亡し、亡命者がわが国に救済を求めにきた。そして矛先はわが国にも...

団長「ダメだ、迂回しよう」

傭兵団長「迂回だぁ?!てめえ!!」ガシッ

団長「っ...!」

傭兵団長「俺は...俺は皇国をぶっ[ピーーー]為にお前の下についた...!金の為なんかじゃねえ!!あいつらに殺された部下の親兄弟の仇を討つためになぁ!!」

傭兵団長は共和国出身ではない、一昨年、傭兵団長の生まれ故郷に皇国軍が侵攻し、村は焼き払われた、女子供も殺され傭兵団長の両親も敵に殺され
引き連れている部下の家族も殺された。

補佐「お、落ち着け!!」

団長「今は無駄な犠牲を払えない!敵の戦力が分からない以上迂回は避けられない!」

傭兵団長「...くっそがぁ!!!」


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