104:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:42:11.08 ID:2X1um2xF0
――ライブステージ――
ほたる(遂に開演時刻となり、私はマイクを手に、プロデューサーさんとちひろさんに見送られ、舞台に立ちました)
ほたる(今日が始まりの無名の新人のお披露目のミニライブ、という事で、ライブハウスは100人が入れるかどうかという小さなハコでした)
105:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:42:49.25 ID:2X1um2xF0
――舞台袖――
P「……?」
ちひろ「あ、あれ、もしかしてマイクの……というか音響の不調ですか!?」
106:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:43:41.76 ID:2X1um2xF0
――ライブステージ――
ほたる(スピーカーの不調か何か、でしょうか)
ほたる(やっぱり私にはこういうアクシデントがいつも付きまとうんだと思いました)
107:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:44:23.95 ID:2X1um2xF0
ほたる「……みなさん、驚かせてすみませんでした」
ほたる「私……急に物が壊れたりとか、昔から結構こういう事が多くて……不幸な方でした」
ほたる「そんな私でも誰かを幸せにしたいって、そう思って、アイドルを目指しました」
108:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:44:57.52 ID:2X1um2xF0
「思えば僕はずっと僕の事 嫌いだったんだ そんな事 忘れてたよ」
「何でだろう 多分 あなたに出会ったからです」
109:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:45:28.00 ID:2X1um2xF0
ほたる(ライブは無事に終わりました)
ほたる(プロデューサーさんのギターに合わせて、3曲を歌い終わると、お客さんからは大きな拍手が上がりました)
110:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:45:54.12 ID:2X1um2xF0
ほたる(私の初めてのミニライブが終わり、デビューシングルが発売してから数か月が経ちました)
ほたる(白菊ほたるのアイドルとしての人気は、ちょっとずつではありますが右肩上がりで推移していっています)
111:名無しNIPPER[saga sage]
2018/01/17(水) 01:47:25.88 ID:2X1um2xF0
――CGプロ 第8アイドル事業部――
ほたる「おはようございます」
ちひろ「あ、おはようございます、ほたるちゃん」
112:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:48:10.43 ID:2X1um2xF0
ちひろ「ええ、その通りです。ほたるちゃんもすっかりあの人の思考パターンが分かるようになっちゃいましたね……」
ほたる「そうですか? そうだと……えへへ、ちょっと嬉しいです」
ちひろ「嬉しがっちゃだめですよー。あの人を甘やかすとすーぐ事務所にギターが増えるんだから……」
113:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:48:40.21 ID:2X1um2xF0
ちひろ「あ、そうだ。それで、さっきのプロデューサーさんがスカウトした子なんですけど、今日事務所に来る事になってるんです」
ちひろ「本日は簡単な顔合わせだけですけど、先輩として、しっかり面倒見てあげてくださいね」
ほたる「は、はいっ。……それで、何時くらいにいらっしゃるんですか、その方は?」
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