【モバマス?】一ノ瀬志希?「志希ちゃん、失踪したくなっちゃったなー」
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3: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:20:34.64 ID:MruIbyxGO
<2>

 アイドルになるために、家族の反対を押し切って単身上京した。

 アイドルになる、という夢はすぐに叶った。プロダクションに所属すれば、少なくとも肩書だけは「アイドル」になれる。
以下略 AAS



4: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:21:33.13 ID:MruIbyxGO
<3>

「こちらです」

 私はシンプルにテーブルとパイプ椅子だけが置かれた部屋、おそらく貸会議室か何かと思われる部屋に通されて、目の前のパイプ椅子に座らされる。
以下略 AAS



5: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:22:11.92 ID:MruIbyxGO
<4>

「正確には、一ノ瀬志希の影武者です」

「……はぁ」
以下略 AAS



6: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:23:09.96 ID:MruIbyxGO
<5>

「で、でも……そんなこと、私、志希さんとは、見た目も年齢も全然違いますし」

「大丈夫です。あなたは素材としてはとても志希に近い。メイクと衣装を整えるだけでもかなり近づけることができるでしょう」
以下略 AAS



7: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:24:09.93 ID:MruIbyxGO
<6>

 私が机に視線を落として迷っていると、志希さんは立ち上がって、私のほうに歩み寄り、背中からがばと私に抱き着いた。

「ひゃあっ?」
以下略 AAS



8: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:25:06.06 ID:MruIbyxGO
<7>

「ああ、なかなか良いじゃないですか」

 志希さんの影武者として、メイクと衣装を整えた私の姿を見て、プロデューサーさんは満足そうにうんうんと頷いた。
以下略 AAS



9: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:26:19.49 ID:MruIbyxGO
<8>

「ぼんじゅ〜る、今日もよろしくおねがいしまーっす! フレデリカ、入りで〜っす!」

 底抜けに明るい声が響く。宮本フレデリカさんが楽屋に入ってきたのだ。
以下略 AAS



10: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:27:56.82 ID:MruIbyxGO
<9>

「今日もおつかれさまでした〜!」

 あたしはスタッフのみんなに挨拶をして、楽屋で荷物をまとめる。
以下略 AAS



11: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2018/01/08(月) 21:29:45.39 ID:MruIbyxGO
<10>

 あたしは一ノ瀬志希の影武者だと思っていたけれど、違った。
 プロデューサーの言うとおりに受け取って影武者だと思っていること自体が誤り、オリジナルに対するコピーという概念がそもそもずれていた。

以下略 AAS



12: ◆Z5wk4/jklI[saga sage]
2018/01/08(月) 21:30:38.72 ID:MruIbyxGO
以上です。
なお、最後から最初に戻ると永遠にお楽しみいただけます。


13:名無しNIPPER[saga]
2018/01/08(月) 21:48:50.50 ID:GThR26qd0

めちゃめちゃ好みです、こういうの


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