18: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/01/04(木) 23:10:12.05 ID:FQ763ukmo
参拝を終えた帰り道、繋いだ手をぶらぶらさせながら夜空を見上げると雲の切れ間からお月様が顔を覗かせていました。幻想的に見えて声が漏れました。それに釣られたように見上げたプロデューサーさんも同じように歓声を漏らしていました。
19: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/01/04(木) 23:11:07.52 ID:FQ763ukmo
こんな道端で抱きつくなんてどうなのかな、って思いましたがおめでたい日だしきっと大丈夫、と何の根拠もないままに抱きしめました。
こんな場所で、とプロデューサーさんがきょろきょろ辺りを見まわしているのが分かります。
「……もうっ、私のことだけ見てくださいっ!」
20: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/01/04(木) 23:11:48.62 ID:FQ763ukmo
何事かと首を傾げたプロデューサーさん。えいっ! と顔を近付けてそのまま唇と唇を重ね合わせました。驚いたように目を見開いたプロデューサーさんに向かって、「えへっ」と笑いかけて、
「わ、私からの新年のお祝い…ですっ!」
21: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/01/04(木) 23:12:39.90 ID:FQ763ukmo
おしまい
ありがとうございました
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