53: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 16:41:31.60 ID:c1/viYU+0
>>52
すみません、ありがとうございます
54: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 16:58:49.11 ID:c1/viYU+0
今夜も更新します。
時間軸は前回のすぐ後から就寝まで
55: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 17:58:02.05 ID:c1/viYU+0
【鎌鼬の夜】
【千代美(前)】
56: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 17:59:00.29 ID:c1/viYU+0
まほとイチャついている所をダージリンに見られてしまった。あまりにも不覚。まあ、別に関係を隠している訳ではないんだけど、流石に恥ずかしい。
私達が大っぴらにイチャつく事はあまり無い。と思う。たぶん、きっと。
まほは憮然とした表情のまま黙っている。果たして照れてるのか怒ってるのか。両方か。両方だな。
57: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 17:59:54.81 ID:c1/viYU+0
「貴女達、アイコンタクトで喧嘩できるのね」
「うるさいぞダージリン。早く帰れ」
遠慮の無い悪態は親しさの証、なのかな。ダージリンもそれは心得ていて、ちっとも堪えていない。まほの悪態を、まあまあとだけ言って流してしまった。
58: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:01:24.13 ID:c1/viYU+0
「明日は積もるかしらね、雪」
「やだなあ、本屋に行く予定なのに」
「あら、何を買うのよ」
59: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:02:59.16 ID:c1/viYU+0
「まほさんもそろそろ限界かしら」
「んん」
不機嫌そうにまほが唸る。否定とも肯定とも付かない、という事はたぶん肯定なんだと思う。
60: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:04:30.03 ID:c1/viYU+0
「千代美、お風呂」
うん。あ。まほ、機嫌が悪かったのって、もしかして。
気が付いたのとほぼ同時。腰をぐいっと引き寄せられた。
61: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:07:51.76 ID:c1/viYU+0
【千代美(中)】
62: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:08:54.41 ID:c1/viYU+0
【千代美(後)】
お風呂から上がり、夕飯を済ませ、寝室にて。少し窓を開けた。火照った体に冷たい夜風が気持ち良い。
ペンとノートを取り出し、机に向かう。夕方にまほが言っていた事が思いのほか面白かったので、そこから着想を貰って形にしてみようと思い立った。
63: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/05(金) 18:10:00.32 ID:c1/viYU+0
書こうとしている話自体は頭の中にあるから、要点だけは簡単に書ける。要点だけで始まりから終わりまでを書き出してみると、それだけでちょっとした達成感があった。だけどそれだけ書いても文字の量は一頁にも満たない。
ああ、これがプロットってやつなのかと、遅れて気が付いた。この書き出した要点に味付けをしていけばいいのかな。
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