ぐだ子「監査官が来るから皆帰って〜」 エレシュキガル「ええ!?」
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 13:46:00.96 ID:zCvA7l+F0
「では、まず、貴女の得意な魔術に関してお聞きしましょうか」

「ま、まじゅつ……」

「はい、そうです、使えますよね、カルデアのマスターなら」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 13:47:05.69 ID:zCvA7l+F0
「あの、ぐだ子さん、その紙は」

「え、あ、あれ、違うんですこの紙は、その」


以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 13:53:56.60 ID:zCvA7l+F0
私は彼女に気取られないように探知魔術を開放しました。

部屋の内部に魔術反応は有りません。

霊波の乱れも感じられない。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 14:07:48.13 ID:zCvA7l+F0
「では質問を続けましょう、貴女の魔術的性についてです、該当機関で検査を受けた事は?」

「え、あ、あの」

「ご家族の誰かが魔術に携わっていた事は?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 14:17:09.63 ID:zCvA7l+F0
審問は2時間続きました。

内容については「簡単ではあるが複雑に解釈することも可能な質問」を繰り返しました。

彼女の精神を弱らせるためです。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2017/12/31(日) 20:05:35.03 ID:odMW9pexO
真実を暴く仕事とはいえ、命知らずだなぁ…


15:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 20:55:47.49 ID:zCvA7l+F0
「……申し訳ありません、少し口調が強すぎましたね」

「い、いえ……」

「お茶でも淹れましょうか、貴女の母国の……えーと、グリーンティでしたっけ、それも用意できますよ」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 20:57:15.10 ID:zCvA7l+F0
「お茶、冷めないうちにどうぞ」

「……はい」

「一つ、勘違いしてらっしゃるのかもしれませんが、私は別に貴女が憎いわけではないのです」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 21:00:41.74 ID:zCvA7l+F0
「あ、あの、本当に、本当に助けて、くれるんですか」

「ええ、ええ、助けますよ、ですから……」

「お、お願いします!助け、助けてください!」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 21:10:01.88 ID:zCvA7l+F0
世界を救ったと言われる英雄が。

魔術王を倒したという英雄が。

カルデアの最重要人物である彼女が。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 21:16:54.65 ID:zCvA7l+F0
その直後、彼女は激しくお茶を吹き出しました。

……しまった、混入していた薬を察知されましたか。

言い訳を考える必要がありますね。
以下略 AAS



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