【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
1- 20
241:名無しNIPPER[saga]
2018/02/11(日) 18:17:45.36 ID:Vt5kauhK0

 ゴーダーツが去った後、しばし彼が去った方向を見つめていたゴドーだったが、すぐにまた床に寝ころんでしまった。

「あたし、どうして勝てなかったのかしら? あたしの欲望が達成できないなんて……」

 欲望が弱かったか?

 否、強かったはずだ。

 プリキュアの欲望はそれを凌駕して強かったか?

 否、奴らから欲望は感じられなかった。

 ならば、何故?

「……奴らは、欲望以外の何かで戦っている?」

 ロイヤリティの誇りはあるだろう。けれど、それだけではないはずだ。

 自分が、くだらないロイヤリティの誇りの力程度に後れを取るはずがない。ゴドーは、ロイヤリティそのものを飲み込んだアンリミテッドの一員なのだから。

「ならば、それは一体何? ロイヤリティの伝説の戦士、プリキュア。奴らは一体、何を糧に戦っているというの?」

 知りたいという欲望が身をもたげた。

 あわよくばそれを奪い取り、自分の力としてやろうという欲望も現れた。

 そうなってしまっては、もう誰にもゴドーを止められない。

「……待っていなさいプリキュア。あんたたちの力の秘密を暴いて、今度こそあんたたちを倒してあげるから」

 そして、ゴドーはその場からかき消えた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
647Res/1111.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice